
私は昔から、派手なことや普段しないような特別な演出に、心が大きく動かされることがありませんでした。なぜ人がそれを求めるのか、正直その理由がよくわからないのです。私にとっては、むしろそういったものが不必要に感じられることもあります。
なぜなら私が大切にしているのは、「内側の満たされ感」だからです。
自分の中にある“贅沢”の感覚
私にとっての贅沢とは、「自分の手で暮らしを育てられること」です。たとえば、家の中でパンケーキが焼けるようになった、お菓子が作れた、ちょっとした食事会が開けた…。
それだけで、「あ、自分でできた!」という小さな喜びがじんわりと心を満たしてくれます。外に頼らず、自分の暮らしの中に幸せを見つけられることが、私にとっては何よりの贅沢です。
住むように旅をする心地よさ
私の旅のスタイルも、この感覚とつながっています。私は「住むように旅する」ことを大切にしています。現地のスーパーで食材を買って、自分で朝ごはんをつくったり、洗濯したり、ただそこに“暮らす”ように過ごすだけで幸せを感じるのです。
観光地を巡るより、どこかの日常にそっと入り込んで、自分のリズムで過ごせることの方が、何倍も心が潤います。
内向型だからこそ見つけられる喜び
こうした喜びは、きっと私が「内向型」だからこそ感じられるものなのだと思います。刺激の強い体験や、映える非日常よりも、静かで穏やかな時間の中にある“しみじみとした幸せ”に心が動きます。
そして、それは決して地味なことではなく、自分の人生を自分らしく積み重ねていく、豊かなプロセスなのです。
派手さではなく、自分らしさを育てる旅と暮らしを
私が大切にしているのは、「外側を飾ること」ではなく、「自分の内側からじんわり湧いてくる感覚」です。旅先でも、自宅でも、「自分らしくいられること」が何よりの贅沢であり、喜びです。
これからも私は、自分の感性を信じて、“自分でできる”を少しずつ育てながら、静かに、でも確かに、人生を豊かにしていきたいと思っています。



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